許されるなら‥‥もう一度

あの日から、輝は公園に
なぜか、行きたがる。

でも·····私は行けないでいた。


ひと月、ふた月が、過ぎた。
輝が、一人遊びをしていたので、
その間に、ちょっと2階に上がって
降りてくると輝の姿がない。

ひかる?ひかる?
と、呼ぶが‥返事もない。

もしかして、と公園に向かうと

輝は、公園で、
一輝さんといた。

「輝、どうやって来た?
ママは?
一人できたのか?
ダメだぞ、ママが、心配してるはず
ママに心配かけたら。」
と、話していた。

「良かった。輝
一人で、行ったらダメでしょ。」
と、叱ると

一輝さんに抱きついて、プイっとする。

まったく‥誰に似たのか。

「輝、ママが、心配してるから、
     帰りなさい。」と

輝を私に渡そうとするが‥
輝が、ワンワン、泣き出してしまい
一輝さんは·····オロオロ·····

それが、おかしくて
私が、笑い出すと

一輝さんも輝も
ポカーンとしていたが·····

三人で笑った。



「ご無沙汰しています。
お元気でしたか?
父から、話し聞きました。」
と、私。
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