先読み少女の歴史を越えた恋の行方 
咲見氷奈古の時空移動について
残念だけど過去と現在のデータを分析し未来を予測する、わたしにとって今の状況は理解の許容範囲を超えている。

なんせ、今までに死んだあと別の世界に飛ばされたなんて経験がない。

つまり、過去のデータがない以上私は未来を予測できないのだ。

どうなってしまうのか。…………不安。

生まれて初めて不安を感じたかも。

とゆうかここはどこだ?

いつもと変わらない私の容姿。


とは、不釣り合いの平屋に土の整備されてない道。

遥か昔の時代に来たようだ。

しかし、神様の代理人がそんなことをいっていた。

どこに行くかわわからないらしいが。

つまり、残りの3年間を適当に潰せと言うことなのだろう。

やり残したことが無いと言えば嘘になるが、たいしてあるわけでもない。

あのまま、死ぬのは嫌だったがあと、5年も生きるだなんて面倒臭い。


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