ポチ。



仕事は写真屋だった。
壊れたカメラの修理もやっているがメインの仕事はフィルムの現像

今の時代、デジカメやケータイで主に写真を撮ってる人が多い中でフィルムの現像だなんて客はそういなかった。




暇な仕事だが、以前よりはるかに接客はしないし、時給もそこそこ高いからだらだらと働いていた。









夕方になりそろそろ今日の勤務が終わるあたりに一人の客が店を訪れてきた。


「すみませーん」




「以前こちらでカメラを修理した春野です」


店長がなにやらやってるため、いやいや僕が返事をした
「はい。少々お待ちください」






「あ、君でいいよ」

ああ、めんどくさいなんで僕なんだよ
そう思いつつ僕は耳を傾け、訪ねてみた。


「なんでしょう、、?」
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