ポチ。


結局あの猫はずっと付いてきた。


仕方なく僕はこの猫を家に連れて帰った。





この違和感はなんだろうか。

一人で暮らし初めてもう5年。
僕の家に命が二つある。



僕と猫だ。



誰も呼んだことのない家だった
東子さんも来なかった




この猫をどうするか

捨ててくるか?




とりあえず僕は小さな皿に水を入れて猫の側に置いてみた
すると猫はペロペロと飲み始めた


ああ、猫も喉が乾くのか
生きてるんだなと僕は実感した。








少し飲むと猫はまた僕をみた。
そして鳴く。

「ありがとう」というように頭を僕のあぐらをかいてる膝にぶつけた。



安心したのか猫は僕の足の上に乗ってきた

「おい、、ちょっと」

猫は聞いてるのかいないのか構わず体を丸め目を閉じた。


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