淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~

「うっわ!棒読みだなー

何で行かねぇーの?」




「めんどくさいです。」



「……さすが

澪ちゃん…」





……さすが?


何がだろう?





「大体、〝恋結び神社〟なんて1人で行きたくねぇーよ!」





「じゃあ家に居ればいいじゃないですか?」






スマホをいじりながら返事をする私の耳には話が半分しか入ってこない


< 22 / 310 >

この作品をシェア

pagetop