願いは叶う
私は必死に逃げようとする立川早苗の背中に、思い切り果物ナイフを突き刺した。


立川早苗は獣のような声を上げ、ぬかるんだ土の上でのたうち回った。


私は幸せだった。


私は神にでもなった気持ちでいた。


私は今ここで、憎むべき立川早苗を罰したのだ。


そして私は、最後に取って置きの罰を彼女に与えた。


もう二度とこの女が武士さんに近づかないように、この女の顔をめちゃくちゃにしてやらなければならない。


頬を切り裂き、鼻を削ぎ落とし、目をくり抜き……。
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