かぐやの月
「許さねぇよ」


「は・・・だから悪かったって」


銀司はかぐやを大木に押し付けた。


「もう二度と忘れたなんて言わせない」


二人の瞳は絡まりあってお互いを見つめた。


銀司の顔がかぐやにゆっくりと迫っていく。


かぐやは心臓の高鳴りを覚えながら、


頬を染めていた。




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