サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

美守が睦月君に話って何を……?

ま、まさか告白とか!?

あ、ありえる。
美守は、睦月君の事が好きだし

いや、もしかしたら私の悪口とかかもしれない。
考えれば、考えるほど頭が混乱する。

ど、どうしよう。

どちらにしても睦月君……なんて応えるのだろうか。

……うん?応える?

あっ!!

睦月君に下手に応えさせたらダメじゃない!!
話し過ぎると熱を出してしまう。

大変……止めなくちゃあ!!

私は、慌てて睦月君と美守の跡を追った。

2人は、人気のない場所まで移動していた。
何とか追い付き陰でそれを覗き見る。

「……急に呼び出してごめんなさい。
でも、睦月君には、どうしても伝えておきたくて」

美守は、頬を染めて
目をウルウルさせながら言っていた。

これは、やっぱり……。

「わ、私睦月君が好きなの。
初めて会った時からずっと気になっていた。
でも、咲良から嫌がらせを受けて
想いを伝えられずにいて。だけど……」

「私……やっぱり睦月君のこと諦めきれない。
好きなの。
だから咲良とは、もう関わらないで欲しい」

美守は、潤んだ瞳で睦月君に告白した。

美守!?

その言葉にショックを受けた。

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