海恋
しかも、今回は…
「ぐええぇ。
リコ、ぐるじいよぉ~...」
あたしが苦笑い…どころか、かなり苦痛の表情をしてしまったみたいで。
「あいっ、わっさん、咲良!」
リコは、焦った顔をして、あたしからパッと離れた。
「わっさんね、咲良。
あんまりキツく締めたら、咲良が死んじまうね」
「そ、そんな...し、死ぬなんて!
リコ、全然平気だからあたしは!」
謝りながらシュンとしているリコを、あたしは全力で否定した。
「リコー。
あたしは、リコ大好きだけどさぁ、今みたいに、シュンとして落ち込んでるリコは...大嫌い」
「えっ」