ヒマワリの笑顔
なぜ、父が暴力を奮うようにあったのかは覚えていない…。


私たちが寝静まった後、母の叫び声と父の怒鳴り声で気づく事が多かった。

最初は恐くてベットの中で、泣いていた。

声を殺しながら泣いて早く朝が来ないかと夜を恨んだりした。

朝になればまた笑顔の母に会える。

きっと全て夢だったとそう思えていた。

ただ、日に日にエスカレートしていたらしく母の顔は朝になると腫れていることもあった。

父はたまに兄にも手をあげていた。

寝ている兄を引っ張りだし、2階の子供部屋からリビングへ髪を引っ張り兄を引きずった。

兄の体はあざが残り、2階へ続く階段には髪の毛がたくさん落ちている事もあった。

一度、兄は家の2階へ続く階段、最上段から父に蹴とばされ一階まで吹っ飛んだ事がある。

その時、天井におでこをぶつけその時の傷がいまもある。

母は毎晩泣いていた。

父は毎日怒鳴るようになった。

でも、たまに優しい父に戻った。

今までとは違うのが、母と兄、私はいつどこで父の怒りスイッチが入るか分からないという恐怖心にかられていた事だった。

母も、前の様に笑いはするが寂しげで、父が動くとピクッと怯えるようになった。

妹だけ、彼女はいつも歌をうたっていた。
父親っ子だったのと、優しい雰囲気を持ち合わせた母に似て、彼女は楽しい雰囲気を持ち合わせたのだろう。
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