LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
ジャンキー
「なかなか来れなくて、ごめんねェ?
今日はその分、たぁ〜ぷり可愛いがってアゲルから」

これは夢…



「…痛い」


じゃなくて、本物!

つねった頬っぺがそれを教える。



そんな私をフッと妖艶な笑みで包む…
約2週間ぶりの隼太。


「淋しかったァ?」

今度はその腕に包まれる。



「ん、でも…忙しかったんでしょ?
私は、こーやって来てくれるだけで十分だから…
それより、いつもお疲れ様」


遠くに感じた隼太は、今こんなに側に居て…

もう、ヤクザでもなんでもよくなる。




「莉愛はほんとにイイコだねェ…

そ〜ゆぅ健気なトコ、大好きだよォ?」


そう言って、スルリと肌を覆う布を潜って…
その手が柔らかな膨らみを刺激する。



身悶えて声を漏らす私を、焦らすように…


「そぉ言えば、事務所見たよォ?

莉愛のセンスなら、すっごいイイ感じに
してくれるとは思ったけどォ…
予想以上だったよ。

ありがとねェ…、愛してるよ莉愛…」


「…ぁあっ!…っん……」

悶えてる身体が、"愛してる"に激しく反応する。


< 122 / 348 >

この作品をシェア

pagetop