LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
トップ5
次の日。


「莉愛ぁ?今から行っていィ?
腹減ってンだけど、なんか作れるゥ?」


PM11時。
晩ごはんもお風呂も済ましたトコで、思い掛けず隼太からの連絡。



「うん!いーよっ!すぐ用意する!」

ハイテンションで、慌てて冷蔵庫を確認。


今日は買い物行ってて良かったぁ!

何作ろっかなっ!








「この味ヤバイね。
俺ェ、莉愛の味付けスゴイ好きかも」


生姜焼きのサラダ風オムライスとコンソメスープ。

すぐに出来るメニューをチョイスしたけど、正解。



「こんなウマイの毎日食えたらサイコー
だねェ」


「大げさだよっ」


うう、嬉しいっ!
喜んで毎日作るよ!



「大げさじゃないよォ?
忙しくてもさァ、晩メシだけ食いに来ていィ?って、甘えたいくらいだし」


「甘えてよっ!
ぜんぜんっ、ごはんだけ食べに来てっ?
作るの、好きだしっ…

隼太に会えるだけでも、嬉しいよ?」


絶好のチャンスにくらいつく。


< 53 / 348 >

この作品をシェア

pagetop