支配を解く手段
‐時間:21:17

「あっ!隊長っ!!も~ここにいましたかっ!探しましたよー!」

小太りの男がやってきた。廊下に待機していた俺らに向かって敬礼した。

「あ。遅いよクソデブ。待ちくたびれたじゃん。」

「も~ひどいですよ隊長。容姿のことは言わんでくださいよ~。あそうだ、外の掃除はほとんど終わったと報告がありました。あとは、この階のやつらのみです。」

「……了解した。」

リッサがそう言うと、リッサ、みかちゃんが4階の奥へ進み始めた。

「そう言えば、私の部下はまだ来ないのかしら?」

リッサの部隊、つまり精鋭部隊だ。部隊と言ってもリッサを入れて3人しかいないが、その2人だけでも、かなり強い。今まで敵兵が外に逃げ出したり、人質を殺されないように俺らの後から援護をしている。俺はそう聞いた。

「はっ!今こちらに向かっているとのことです!」

小太りの男が答える。俺はまだ一度もその2人とは会ったことが無い。レッドは片方とよく会うそうだ。

「……了解した。」

リッサが答える。

「お前も暗殺部隊に入ったんならなんかして来いよー。使えねー。」

「ひどいですよ隊長ー。俺だって少しはやりましたよ?この部隊に入って初っ端の仕事がこんなにハードとは思いませんでしたよっ!」

「ねぇビーストー。俺らも行く?」

「……あぁ。」

「無視!?ひどいですってー!!」

レッドはコイツのことを嫌っている。なぜだかは俺にも分からないが……。

「……まぁからかってるだけだ。そう怒るなよシールド。」

「……ビーストさんっ……ありがとうございます。」

シールドと呼ばれた男はそう言い、深々とお辞儀をした。

「おいおい。そうゆうの慣れてねぇんだ。そんなことしなくていい。……これからも頑張れよっ、新人。」

はっ!と、敬礼してリッサ達について行った。

「それじゃあ、俺たちも行くー?」

「そうだなっ。……十分休憩したし、大丈夫だろ。」

俺は、立ち上がった。そして、

「おいレッド。」

レッドの肩を叩きこう言った。

「……こっから先は、手加減しなくてもいいぞ。」

「……する訳ないだろ♪」

レッドは嬉しそうに答えた。




・プロフィール profile・

名前・門前 雄貴 monzen yuki
出身・日本 東京
年齢・21歳
身長・183.4cm
生年月日・3/6
血液型・B型
性別・男

特徴・黒髪 剛毛 天然パーマ
・職業不明
・特殊部隊 暗殺部隊 新人
・コードネーム SHIELD
・部隊に入った理由は不明
・声が大きい 体も大きい
・暗殺部隊唯一の常人(?)
・周りからはよく大仏と呼ばれる
・レッドは何故か嫌われている
・戦闘=任務、仕事

装備・銀縁丸メガネ
・灰色のジャケット(全開、腕まくり)
・部隊指定の白いシャツ(ボタン2つ開け)
・黒のタンクトップ
・茶色のアーミーパンツ
・黒のアーミーブーツ
・両手に指なしの黒の手袋

使用武器・脇:銃2丁
腰:サバイバルナイフ2本

最後に悪についてのコメント

『-No comment- 』
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