女子高生の私と不機嫌な若頭
「……冗談だ。毎日入ってたら、杏奈の身体がもたないだろ?」
へ?もたない?
聞こうと思って振り返ると
突然、涼介さんに唇を奪われた
『んっ……。もう、』
涼介さんは不意打ちが好きらしい
「杏奈のそう言う顔、好きだな」
『どんな顔ですかっ?もう、こっちの身が持ちません!そのうち心臓が破裂しちゃいますよ』
毎回ドキドキさせられる
生きてきて、こんなにドキドキする毎日を過ごしたことがない
「心臓?……杏奈の心臓が心配だ」
そう言って私の胸に触れてくる
『ひゃっ!……涼介さんっ!』
けど涼介さんは手を止めない
そしてまたキスの嵐が始まった