女子高生の私と不機嫌な若頭


いつもお店に来ていた時は
ビジネススーツだった


けど、今は違う
もっと高そうで
家紋らしきピンバッチをつけている


そして、俊太郎さんは
時間構わず、私を抱くようになった
サラリーマンの時と違って
時間を自由に使えるんだろう


昼間、家にいて夜になると出かける事も増えていった



「……っ、いいかげん、声出せよっ」
「ほらっ……んっ、ほらっ」


俊太郎さんが激しく動く
けど……私には痛さしか感じない
こんなの……感じるわけがない



俊太郎さんは
そんな私に苛立っていたんだろう


そして……俊太郎さんは
抱く時は、私に目隠しをするようになった
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