月夜に悪魔

学校は想魂




「学校の準備は整っています。さあ、お嬢様朝食をどうぞ」


朝一番に入ってきたメイドがスクールバックを片手に朝食を持ってきた




「眠い………」


すごく眠い



学校ってこんな早くからあるものなの?



久しぶりに早起きしたから目がなかなかパッチリと開かない



目をゴシゴシとこすりながら、無理矢理朝食を口の中に詰め込む




「お父さんが学校まで連れて行くから、この制服を着て待ってるんだよ」


「はい、お父さん」



可愛い制服


今まで着ていたフリフリのレースが付いたドレスとは大違い


私は急いで制服を着て、部屋で待っていた






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