月夜に悪魔
「うわぁあ!すっごい!!コレが【パーティ】なんだね!」
「皐月、あんまり目立つ行為はするな。あと、腹は減ってないか?」
「大丈夫、食べて来たから」
「ふぅーん、意外と準備がいいな」
「えへへっ♪」
ゴーン、ゴーンと鐘の音が響き、大きな階段を昇って最上階の扉が開いた
『本日の主役、バラン様のご登場です。皆さん拍手を…!』
そこには見慣れない冠を被ったバランが不機嫌な顔で立っていた
わぁあぁあっ…!と拍手喝采が上がり、バランは階段をスタスタと降りて来た
ここは一番端っこの方だったので、バランがギリギリで見える
「バラン様、これはうちの店でもっとも大きなダイヤでございます…!どうぞお受けとりを!」
「バラン様!そんなものよりカシミヤを全般的に使ったこのローブを!」
「バラン様!」
「こちらですバラン様!」
それぞれ集まった者は皆、高級なプレゼントを渡していた
バランの手にはたくさんのプレゼントが盛られていた
…………私、こんな絵じゃ受け取ってくれないかもしれない
ふとマイナス思考な考えが頭に浮かんだ
だか、頭をブンブンと振り回してその考えを頭の中から排除した