完璧男子の憂鬱。



「………よかった。」



ふと、相沢が呟く。




「私、なにか嫌なことでもしたかと思ってたから…」



………え??




「嫌われたわけじゃなかったんだ……」





ほっとしたのか、嬉しそうに微笑みながら喋り続ける相沢。



………そして、予想外の展開に気分が高揚しまくる俺。



おいおいおい、



なんだよその反応は?!



なんだよその可愛い顔は!!!!





「映画行っても久柳ずっと上の空だし、家にも来ないし…」




「………うん」





「お弁当口に合わなかったのかなとか、やっぱりお肉が良かったのかなとか…」





「…いや、美味かったよ。」





「色々考えて、考えて……」





「………うん。」





「…ここ最近、久柳のせいでモヤモヤしっぱなしだったんだけど?」





だんだんと怒りモードの口調に戻ってきている。




けどさ、





なぁ、相沢。





さっきからずっと、





俺がいなくて寂しかったって聞こえるんだけど?



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