キャラメルに恋して
意をけっして私は、立ち上がった。
太陽に向かって、仁王立ちして、大きく息を吸った。
――――すぅ
「先輩っ。私は、先輩の事がまだ大好きですっ。
今にいい女になって、先輩を見返してやるますからぁー!!
…っ…その時、後悔したって…ッ…知りませんからねー!!
…っ……先輩のっバカヤロー―…!!」
恥ずかしさも、理性も……、何もかも忘れて叫んだ。
感情が高ぶって、息が切れた。
――――…ハァ ハァ
そして叫んでるうちに、なんだか熱いものがこみあげて来て、
気付くと涙が溢れていた………。