キャラメルに恋して
「俺、雛ちゃんの事カワイイなぁ〜って思ってて……………よかったら付き合ってくれない?」
先輩から呼び出されて向かった校舎裏。
そこで待っていたのは大好きな先輩からの突然の告白だった。
告白されたとき、夢じゃないかと思った。
だから、ほんの少しほっぺたをつねった。
だけど、ジンジンと痛いほっぺたと、照れたようにいう先輩を見て、夢じゃない…そう思えた。
断る理由なんて、何もなかった。
だから………
だから、私はすぐにOKした。