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「母さん…浮いてるよ?」玲音が冷たく良い放つと、おばさんも我に返った様子で、軽く咳払いをすると話題を変えた。

相変わらず、おばさん面白いなぁ。面白さアップしてるわ。
てか、この親子をウケる♪
そんな事を思ってると、おばさんの表情は真剣そのもの。私まで真面目な顔になってしまった。

「結羽奈さん元気ぃ?会ってお話がしたいわぁ。何年振りかしらぁ?」

結羽奈(ゆうな)は私のママの名前ね。

「はいっ!とっても元気ですよぉ。たぶんママも麗奈さんに会いたがってますよぉ!」

麗奈(れな)さんは玲音のママの名前。つまりおばさん。

「そうだっ!今週の日曜、もし結羽奈さんのご都合が良かったら家に来ない?」
「良いですねぇ。母に伝えときます!玲音ん家の電車番号教えて貰えますか?そうすれば、ママ同士もお話できますし…?」

「良いわね!今から書くから待っててね?」

そう言うと、おばさんは紙きれに電話番号を書いて、私に渡してくれた。

「ありがとうございます。」
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