能あるイケメンは羽目を外す
「それで、社長の病気の事を知ってるのはお前と二ノ宮さんだけなんだね。この事は出来れば副社長には知らせるな。もう時間がない。俺が東京に戻ったら動くよ」
深刻そうな話。電話の相手は杉原さんだろうか。
目の前にいる陽斗は、人を寄せ付けないような雰囲気を纏っていた。
通話を終わらせると、私の気配に気づいた陽斗が私の方を振り返る。
「今の電話、杉原さん?何かあったの?」
思いきって私がそう聞くと、陽斗は私の目を見て小さく頷いた。
「親父が倒れたらしい」
「社長が?あっ、そう言えば……」
すっかり忘れてたけど、沖縄に来る前、社長……秘書室で苦しそうにしてた。
社長は夏バテかなって言ってたけど……。
「そう言えば?」
「沖縄に行く前、社長の様子がおかしかったの。今にも倒れそうな酷い顔をしていた。すっかり忘れててごめんなさい!陽斗に伝えてれば、この出張取り止めてすぐに社長の元に行けたのに……」
深刻そうな話。電話の相手は杉原さんだろうか。
目の前にいる陽斗は、人を寄せ付けないような雰囲気を纏っていた。
通話を終わらせると、私の気配に気づいた陽斗が私の方を振り返る。
「今の電話、杉原さん?何かあったの?」
思いきって私がそう聞くと、陽斗は私の目を見て小さく頷いた。
「親父が倒れたらしい」
「社長が?あっ、そう言えば……」
すっかり忘れてたけど、沖縄に来る前、社長……秘書室で苦しそうにしてた。
社長は夏バテかなって言ってたけど……。
「そう言えば?」
「沖縄に行く前、社長の様子がおかしかったの。今にも倒れそうな酷い顔をしていた。すっかり忘れててごめんなさい!陽斗に伝えてれば、この出張取り止めてすぐに社長の元に行けたのに……」