Rhapsody in Love 〜幸せの在処〜
「…え!?これ!間違えて注文しちゃったの?!」
もう一つトレーを持って来ている遼太郎に、声をかける。
テーブルの上には、ハンバーガーが4つにポテトも4つ、その他諸々のメニューの品々がある。
「まさか、俺が食べるんです。…先生のは…。」
と言いながら、遼太郎は山と積まれた食べ物の中から、みのりの注文したバーガーを取り出した。それを受け取りながら、みのりは開いた口がふさがらない。
「これ全部、本当に食べられるの?!」
「もちろん、普段はもっと食べますよ。」
「ウソ…!」
油っこいバーガーを一つ食べただけでお腹いっぱいになってしまうみのりは、その状況を想像しただけで胸が悪くなりそうになった。
けれども、以前一緒に焼肉を食べに行った時の遼太郎の食べっぷりを思い出して、合点をいかせた。
そして、遼太郎は相変わらずの旺盛な食欲を見せて、バーガーたちはあっという間に遼太郎の口の中へと消えてなくなっていく。
「でも、ラグビーしなくなって、そんな感じで食べてたら、太っちゃいそうね。」
みのりがそう指摘すると、5・6本のフライドポテトを束にして口に放り込んでいた遼太郎が、視線を合わせる。