ぼくのことだけ見てなよ
***
「おはよう」
「あっ、椿姫ちゃん。おはよう」
次の日も那津とコンビニで待ち合わせをして、学校へと向かう。
ここまでは昨日と同じ平和だったのに…。
「ねぇねぇ、楓くんって彼女いるの?」
「さぁ、どうでしょう?」
「えー!いないなら、立候補したいー!」
「うーん。でもぼく、みんなのものだしなぁ」
「きゃー!聞いた?聞いた?〝みんなのもの〟だってー!」
教室へ入るや否や聞こえてきたクラスの女子たちと、美島の会話。
「なんだアレ」
「す、すごいね…」
「わたしの席取られて、ないんだけど」
女子たちは、わたしの席に群がるように囲んでいるため、わたしの席がなくなっていた。
「お。おはよう!那津ちゃんに、椿姫ちゃん!」
「出た、手下」
「は?手下?なに、その手下って!」
わたしと那津があの異様な光景を見ていると、松井が話しかけてきた。
「ねぇ、あれなんとかしてきてよ」
「は?俺に命令、」
「してきて」
「はぁ…。はいはい、わかりましたよ」
「おはよう」
「あっ、椿姫ちゃん。おはよう」
次の日も那津とコンビニで待ち合わせをして、学校へと向かう。
ここまでは昨日と同じ平和だったのに…。
「ねぇねぇ、楓くんって彼女いるの?」
「さぁ、どうでしょう?」
「えー!いないなら、立候補したいー!」
「うーん。でもぼく、みんなのものだしなぁ」
「きゃー!聞いた?聞いた?〝みんなのもの〟だってー!」
教室へ入るや否や聞こえてきたクラスの女子たちと、美島の会話。
「なんだアレ」
「す、すごいね…」
「わたしの席取られて、ないんだけど」
女子たちは、わたしの席に群がるように囲んでいるため、わたしの席がなくなっていた。
「お。おはよう!那津ちゃんに、椿姫ちゃん!」
「出た、手下」
「は?手下?なに、その手下って!」
わたしと那津があの異様な光景を見ていると、松井が話しかけてきた。
「ねぇ、あれなんとかしてきてよ」
「は?俺に命令、」
「してきて」
「はぁ…。はいはい、わかりましたよ」