「素直じゃなくて、悪いかよ。」
隣にいる雨を見てみると顔を赤くしながら髪をくしゃとしていた。
なんで顔赤いの?
私、何かしちゃったかな……。すると、雨は、突然立ち止まって
「あのさ、」
「ん?」
首をかしげながら雨の言葉の続きを待つ。
「やっぱ、なんでもねぇ。」
そう言って再び歩き出す雨。
何か言いたいことあったんだよね?
なんだったんだろう……?
その後は、会話という会話はなくて雨の打ち付ける音だけが聞こえるだけのまま私の家に着いた。