「素直じゃなくて、悪いかよ。」


「……教科書出せよ」



そう言いながら机を寄せてくる。



私は、雨に言われた所の問題を解いてみたものの……



「違う」



全て不正解。なんで!!



「ったく、いいか。ここは__」



説明してくれているんだけど、頭に入らないよ!!



だって……顔近いもんっ。



私は、必死になって息を止める。



「_って、お前聞いてないだろ」



ひやぁ?!説明終わってた!



「あっ、ごめん」
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