闇夜に咲く華 -舞狐録-

新撰組 総司side

僕は甘味を食べて屯所に帰ろうとしていた


すると叫び声が聞こえた



急いで行ってみると



目の前には長州藩士を次々に斬り捨てていく美少年。



「憎まないでね。復讐なんだから♪」



そう言って最後の二人を串刺しにしてしまった


凄い……
不覚にも僕はそう思ってしまった。



パチパチ



どうやら僕は無意識に拍手をしていたようだ



「何奴ッ!!!!」


「君、強いねー。けど怪しいから屯所に来てもらうよ」


咄嗟に出た言葉。
まぁ、本当に怪しいからね





< 12 / 79 >

この作品をシェア

pagetop