闇夜に咲く華 -舞狐録-
「斎籐。副長命令だ」


「……………………御意」



そうです。一君はひじに弱いのです!
そして……動揺があっても無表情のところスッゴクかっこいいっす!!



「んー?あれれれれ。頭がいてぇな。このやろう。畜生」



そっか。俺、怪我人で病人なんだった。


熱があがってきたのか……


「さぶ……クシュッ!!!!」



「大丈夫か?」


「クソ方に心配なんてさ………れ……た…く…なッ……」






そして俺の視界は闇色に包まれ倒れてしまった
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