恋愛ストッパリアン
「中入ってよ。」

「お、お邪魔します。」
なんだか緊張してきた。

「この部屋みせたかった…」

「すごい」

中にはいろんな絵と彫刻があった。

「実はさ俺大学でこういう奴やってるんだよね。この前、京子さんの絵見た時にいいなっておもって、こんな人が絵描かないなんて勿体無いとおもってつい変なこと言っちゃったんだ。ごめん、」

「....」

慶介くんってやっぱりいい子だったんだ!あと名前で初めて呼ばれた!

「あぁ…そうだったんだ。へぇー。ありがと。あともう大丈夫だからね」

「よかった。それで京子さんにはもしよかったらこれからここで一緒に絵とか描いてほしいんだ。」

どうしよ!慶介くんと一緒なんて。大学生だし、30近い私なんかといるなんて。
けどせっかく誘ってくれたんだし断るのもわるしいな。

「嫌かな…おれとやるのは…」

「なにいってるの!やるよ!」

「ありがと。京子さん好き。」

慶介くんが抱きついてきた。
やばい。心臓の鼓動と頭に体がついていかない。

「じゃあ連絡するから連絡先教えて」

「あっ。うん。」

まさか慶介くんと連絡先交換するなんてな。あと慶介くんって結構感情でたり子供っぽくはしゃぐんだ。意外だったな。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

フヂナの渡り

総文字数/321

青春・友情2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
未編集

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop