【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】


ジトッと、疑惑の視線を投げ上げれば、社長は、もうこれで話しは終了とばかりに、ゴホンと咳払いを一つ。

「まあともかく、今日は、ご苦労様。気を付けて帰りなさい」

あまり感情の読めない表情と声音で、そういうと、自分のデスクへと戻ってしまう。

『帰りなさい』か。

まるで、保護者みたいな、言い回しだ。

スマイリー主任の言う通りもう少し、声なり表情なりに愛想があれば、受ける印象も違うのに。

でも。

パッと見、怖そうな感じだけど、

不愛想だけど、

働きながら大学も通いたいなんて、二足のわらじ宣言をする求職者を雇ってくれたし、

アルバイト料、1万円もくれたし、

お父さんに、きちんと説明もしてくれた上に、頭を下げてくれた。


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