【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】
「気になって、ドキドキして、女性の影にやきもち焼いちゃったりするんでしょ? だったら、それはもう立派な恋よ」
「で、でも私、つい一か月前に失恋したばかりなのに」
その失恋した日に出会った人に、恋をしている?
あの、社長相手に、恋をしている?
そんな、バカな。
人って、そんなに簡単に、恋に落ちてしまったりしていいものなの?
「ふふふふ。人が人を恋い慕う気持ちに時間は関係ないわ。DNAが引き合うっていうのか、一目ぼれっていうのも確かに存在するしね」
『はいどうぞ』と、薫さんは笑いながら、入れてくれたホット・カフェオレ入りのマグカップをを手渡してくれる。
いただきますをして一口口に含めば、優しい甘さが口いっぱいに広がった。
「で、その相手が、不動祐一郎ってことね?」
もう一口口に含んだところで薫さんが放った言葉に、口の中のカフェオレは、一気に気道を直撃した。