空色canvas
「ていうかさ…そのお兄ちゃんってのやめない?」
「どうして?」
キョトンとした顔をしてみせる。
「いや、多分タメぐらいだと思うし…」
たとえ俺が先輩だったとしても“お兄ちゃん”って呼ばれるのはおかしいだろ…?
「君、ここの生徒だろ?」
「……わかんない…」
「えっ?」
「サヤはここに絵を描きに来てるの!」
よく分からないな…。
「じゃあ……いくつ?」
彼女の言ってることが理解できないけど、歳を聞けば年下かどうかぐらいは分かるだろ…。