死んでもずっと友達だよ
香澄は私がどんなに頑張っても手にいれられないものをたくさん持っている。




香澄は私の大切な友だちだけれども、私は香澄が妬ましい。




どうして同じ高校の三年生である私たちが、こんなにも違わなくてはならないのか?




香澄の幸せそうな笑顔を見て、香澄の不幸せを願っている自分がいることに私は気づく。




香澄、私はあなたのキラキラと輝いて見えるすべてが嫌い。




香澄が光り輝けば輝くほど、私はみじめになってしまうから……。




清水夏希の恵まれない境遇に、私は泣きたくなってしまうから……。




私は神さまを憎みたい。




神さまはいつだって不公平だ。




私はそのことを呪いたい。
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