こんな私、私じゃない。でも私・・・
『別れたのは3日前』って言ってた。

「どうして決めてたの?会ってなかったんでしょう?」

とても疑問に思っていた。

1年会ってない、『彼女』

すぐるにとってどんな存在だったのだろう?

「昔ね、まだ学生の頃に付き合っていた人とお互いに連絡取らなくて、自然消滅でもう別れたって自分で思ったことがあったんだ」

すぐるの話によると、自分では別れたと思っていたから「彼女いないなら、付き合ってください」って言われて、付き合った人がいたらしい。でもその後で別れたって思ってた女性から「私って彼女がいるのにヒドイ」って、まっ自分が言われるだけなら良かったけど矛先が彼女に向けられて、わりとめんどくさいことになったからそれから相手が納得するまで彼女を作らないって決めたらしい。

「好きになる人もいなかったし・・・」

さぞかしモテただろうから自分で好きにならなくても誰かが寄って来ていただろうな・・・

どのくらいの人に言われたんだろう?

うーん・・・

でもこれは問いかけないでおこう。

「いなかったの?」

「えっ!?」

「好きになる人」

「いなかった。それに欲しいとも思ってなかったし・・・だから・・・」

一度言葉を切った後に続けた。

「だから、最初、美沙を気になるのが自分でどうしたらいいのかわからなかった・・・」

何人もの人と付き合っただろうに、そんなことを言われて少し驚いた。
< 210 / 214 >

この作品をシェア

pagetop