(気まぐれっぽい)Queen

昔のように。

美咲side

日曜日のあたしの生活。

AM7:00 目覚ましの音に、目が覚める。
AM7:05 暫く、ベッドの上に座ってぼーっとする。何も考えずに。無心に。

AM7:10 まだ眠い。もう少し寝ようかな。ゆっくりと寝っ転がる。
AM7:11 もう限界だ…。今から二度寝をするため、目を閉じる。おやすみなさい。

意識が薄れかけた、その時。マナーモードにしておいた携帯が、ぶるるぶるると震えていた。

朦朧とする意識の中、携帯をパカリと開ける。送り主は悠貴。メールだった。

【おはよう、美咲。今日は俺のために、とびっきりにお洒落な格好してきてよ。楽しみにしてるから。】


………全く。
あたしの服装のことなんて、くだらない。昔、悠貴と出掛けたことがあった。Tシャツにジーパン、または半ズボン。いつもあたしの服装はそれ。毎回、悠貴がもっとオシャレにしてよ、とグチグチ文句を言ってたっけなぁ。

昔の思い出に浸っていたら、また震えだした。送り主は、また悠貴。しつこい。


【オシャレしてこないと、許さないから。ミサぴょん♡って呼んじゃうから。】


軽く脅しメールを送ってきた悠貴。ミサぴょん♡…キモ。なんか、あたしばかり悠貴から送られてきて嫌になった。だから返信しといてやった。


【キモ。】



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