方言溺愛おにーさん。
「おーい…」
「何。」
「今日も男んとこ行ってたろ。」
「悪いか。」
「しつけが足んねーな?」
「私に触るな!!!」
「は?無理。
あと、お前の今日の情報は
悪いが全部洗い出させてもらった。」
「え!?」
「呉服屋 “弓場” 。
店長 弓場多美子は入院中のため
代役を鶴高二年 弓場拓人とし、
同じクラスの計30名が坂町なみを
中心に手伝いをしている。
ーーーーらしいな。
この店は危険だ。
さっさとずらかれ。」
「東菊にそんな権限ないわ!!
私は、やりたいことをやる。
それに、あの店に
やましいことなんかない!!」
「俺に刃向かうか?」
「なんぼでも刃向こうたるわ!
私はほんまのことゆうてるだけやもん!
東菊だって、女の人と遊んでるくせに
なんで私はあかんの!?」
「下手な店に働かずに高校生らしい
健全な場所を選べっつってんの。
俺はいーんだよ大人だから。
お前は子供なんだから
俺の言うことだけ聞いてろ。」
ーーーーーめっちゃムカつく。
「大人やから何なん!?
大人の言うこと全部正解なんか!?
勝手に子供扱いするけどさ、
私だってっ…「あんな店簡単に潰せる。」
なっ……
「潰されたくなかったら
おとなしくしてろ。
大人の事情に子供は入るな。」
「もう、ええわ……
お前なんか嫌いや!!」
「どーぞ嫌いで結構。
その代わり絶対もう
あの店には近づくな。
弓場にも近づくな。
明日からはおとなしくしてろ。
……わかってるな?」
「……っ。」
なんで、
あんなやつ……っ