ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]



そこには、陸斗くんが立っていた。



「シャボン玉っ」



あたしは立ち上がり、陸斗くんと向かい合う。



「いや、それは見てわかんだけど……なんでシャボン玉なんて……」



「陸斗くんもやる?はいっ」



あたしはニコッと笑ってシャボン玉のストローを差し出した。



「やらねぇって」



「なんで?楽しいよ?」



あきれたような顔であたしを見る彼は、黙りこむ。



でも、陸斗くんから話しかけてくれた。



それが、すごく、すごく。

うれしかった。



それに今日の彼の瞳は。



どこか、いつもより優しく感じる。



気のせいかな……。



「おまえ、ガキかよ?」
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