ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]
「トランプ。じゃーん!ひとり神経衰弱ゲームっ」
昇降口の前で、裏返しのトランプを散りばめて、ひとりで遊んでいた。
「陸斗くんもやらないっ?」
「俺がやると思う?」
「もぉ~そう言うと思った。帰ろっか」
「だからさ。何で毎日のように、おまえと一緒に帰んねぇといけねぇんだよ……」
そう言って陸斗くんは、あたしをその場に残したまま先に歩き出す。
「ちょっ……トランプ片付けるから待っててよぉー」
あたしは慌ててトランプを片付け、陸斗くんの後ろ姿を追いかけた。