ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]



正門を出ていく陸斗くんのあとを、必死に走って追いかけていく。



そのとき、



――ドテッ。



「いったぁーーーい」



石につまづいて、派手に転んだ。



うつぶせに倒れ込んだまま、本当によく転ぶ自分が情けなくてあきれていた。



早く起き上がらなきゃ。



陸斗くんが行っちゃう。



顔を上げると、あたしの目の前にしゃがみ込んでいる人……。



そのまま視線を上げていくと、少し心配そうな表情をした陸斗くんの顔があった。



「えっ!?陸斗くんっ」



あたしのところに戻ってきてくれるなんて思ってもいなくて。



思わず大きな声を出してしまった。



「な、な、なんでっ!?」



「……なにが?」



「えっと、その……」



あたしを心配してくれたの?
< 99 / 172 >

この作品をシェア

pagetop