マシュマロな彼




隣の人は、黙りきったままでなんだか気まずい雰囲気が漂っている。


いつもはお気に入りのこの場所も、今は居心地が悪いだけ。



風に吹かれて揺れる緑のジュータンを撫でながら、ふと思った。



私………、何してたんだっけ?





「…………あっ」


そう叫んで急いで立ち上がった。



そう……、そうだった。


委員会で一緒に帰れない雪を待ってたんだ……。






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