マシュマロな彼





「雪っ!!もう帰った方がよくない?」




早く話しを反らせたくって言ってみたんだけど……



「あれれぇ~。桜、顔赤いけど熱でもあるの~?」



だって。




絶対分かってるくせに……。


雪は、あったかい手でふわりと前髪を分けておでことおでこをくっ付けた。



「ちょっと熱あるかも~」


「ちょ…っ、もう!」



わざとらしい言い方が、また私の顔を真っ赤に染める。



なんとか雪を体からはがして、精一杯睨む。



だけど、雪には効果が無いみたいでククッっと小さく笑いを漏らした。



雪って実はちょっとしたSだったりすんの?





< 49 / 281 >

この作品をシェア

pagetop