君色メモリアル**

毒舌姉さん

麗美 glance


はぁ。

なんでこんなに彩音はバカなのかしら。
着替え忘れるなんて。


「先に行ってるわよ〜。」


体育館に着くと、みんなどこか落ち着かない様子。
まだ会って2日しかたってないんだから当たり前ね。


「今日はバスケをする。だいたいでいいから、チーム作っとけよー。」


今、彩音はいない。
どうしたものか。
そう悩んでいた時、声がした。


「九重さん!一緒のチームにならない?」


これはありがたいわ。


「ありがとう。」


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