君色メモリアル**
「__です。よろしくお願いします!」


緊張した。
私ってこんなに人見知りするっけ。

クラス内の自己紹介も終わり、あっという間に時間が過ぎた。

クラスの人と仲良くなれるかな。
あれ?でも…空席があったような。


「早く帰れよ〜。」


先生から言われちゃった。
空はもう赤くなっている。


「はーい!行こっ麗美!」


これからどんなことがあるんだろ。
まさか恋愛とかしちゃうかも!


「ねー麗美。私…恋しちゃうかも。」


「私は彩音を応援するわよ。今だに彼氏が……の彩音をね。」


ゔ…。それは黒歴史。


「ありがとう…。あ!携帯忘れたー。ごめん麗美。先に行ってて?すぐ行くから。」


「はぁ。わかったわよ。」


「ありがとう!」




この出来事が私の運命を変えるなんて、麗美も私も知らなかった。


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