すれ違った過去


今なら…


「え?萌?」


…遅かった…


「…久しぶりだね、新城君」


私が奏と呼ばずに新城君と呼んだことで彼は顔を歪める。


だけど周りの女子たちはそれに気づかず、とにかく超絶イケメンが来たことに大興奮だ。


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