すれ違った過去


春たちも苦笑いだ。




微妙な空気が漂う中、周りに座っている女の子たちが急に悲鳴をあげた。


何事かと彼女たちの視線の先を辿って見れば…


「…え…」


「わりぃ。遅れたわ」




ーーーー忘れられない彼がいた。


< 8 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop