漆黒の闇に、偽りの華を②【完結】
毛布にくるまるあたしの横に座る恭。
そう。
その儀式というのは、ざっと900いる男達の前で、恭と
キ、キキキキキキ……
キスをするっていう……。
訳分かんないぃっ!!
本当に意味分かんない!!
「ぜぜぜ絶対にやだっ!!」
考えただけで、脳ミソまで沸騰しそう!!
昨日のキスだってファーストキスだってのに!
みんなの前でとか、ハードル高すぎだって!!
「……困りましたねぇ。」
「茉弘。それがうちらの地区の伝統なんだから、諦めな。嫌なのはよーく分かるけどさ!」