漆黒の闇に、偽りの華を②【完結】
「百合も姫じゃないけど御披露目したもんね!御披露目は、総長や幹部の彼女に下の奴らが間違って手を出さないようにする為の意味合いもあるんだよ。
そこで、見せ付けておかないといけないの!俺の女に手出したら血を見るぞ!ってね!!
百合と太一なんて、超濃厚~だったよねぇ?百合。」
「ニヤニヤすんな春馬っ!思い出したくないんだからその話やめて!!」
「そうそう!太一が、百合に指一本触れさせるか!っつって、散々威嚇してたもんな~。もう、見てるこっちが変な気分になっちゃうような濃厚~なやつでさ!」
「やめろっつってんでしょっ!」
直は、百合さんに頭を思い切り殴られる。
そりゃ、百合さん思い出したくもないよっ。
男はどう思ってるのか知らないけど、こっちからしたら最強の恥辱プレイだよ!
どんな顔して恭のキスを待ってればいいのよ!?
恭の……キス……
キス……
ボワンと昨日のキスが頭を過る。
わっわっわっわっ!
これだけで、こんなに顔から火が出そうなのに!!
みんなの前で、キスなんて出来るわけがない!!