塾講師が…学校の先生でした。
私はエレベーターに乗り込み、五階と表示されたボタンに触れる。




エレベーターが上昇し、あっという間についてしまった。




もう後戻りは出来ない。




「数学の2月スタート講座の子?」




受付の席に座っていた女性が声をかけてくれた。




「はい。市原です。」



彼女はパソコンに何かを入力してから私にカードを渡した。
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