謎解き少女 第1話 ひとりの少女
教室に入り、窓側二列目の自分の席に着く。
前の席だけど、いい感じの死角だから自分は気に入ってる。しかも窓際だしね。
「おはよー!」
後ろから声がした。
振り向くと後ろの席の
大塚零(おおつかれい)ちゃんが笑顔でいた。
「おはよ。」
あたしも笑顔で挨拶した。
彼女は二年生になってから知り合ったのだけど、いつも元気で明るい。
しかもダンスがめちゃくちゃ上手い。
この前の体育祭のダンス種目では先輩を差し置いてセンターで踊ったという強者だ。
「ねー今日夕方雨降るっちゃろー?合羽持ってきてないやん?どーしよー。」
彼女はバイク通学者。合羽は必須アイテム。
零ちゃんはそれを忘れたらしい。
それはあたしにはどうにもできません(笑)
ただ笑うしかなかった。
前の席だけど、いい感じの死角だから自分は気に入ってる。しかも窓際だしね。
「おはよー!」
後ろから声がした。
振り向くと後ろの席の
大塚零(おおつかれい)ちゃんが笑顔でいた。
「おはよ。」
あたしも笑顔で挨拶した。
彼女は二年生になってから知り合ったのだけど、いつも元気で明るい。
しかもダンスがめちゃくちゃ上手い。
この前の体育祭のダンス種目では先輩を差し置いてセンターで踊ったという強者だ。
「ねー今日夕方雨降るっちゃろー?合羽持ってきてないやん?どーしよー。」
彼女はバイク通学者。合羽は必須アイテム。
零ちゃんはそれを忘れたらしい。
それはあたしにはどうにもできません(笑)
ただ笑うしかなかった。