俺のそばから離れるな‼︎
「奏がそばにいてくれなきゃ……やだよっ」
奏。
奏……。
奏……っ!
好きなんだ。
もう、どうしようもないくらい。
「俺も……さくらのそばにいてーよ」
切ない声が耳元で響く。
いくら一緒にいたいと願っても、離れなきゃいけないことはお互い頭ではわかってる。
でも、受け入れられない。
「マジで好きだ……さくら」
「私も……っ」
「お前が欲しい」
「……っ」
視界が涙で歪む。
返事をすることが出来なかった。
その代わりに、キツく抱き締めることで気持ちを伝えた。
好きだから……私も奏が欲しい。